常識

(1)ある社会で、人々の間に広く承認され、当然もっているはずの知識や判断力。
「―では考えられない奇行」「―に欠ける」
(2)「共通感覚」に同じ。


国語辞典では、こんなふうに載ってました。
では、『当然だ』というものは一体誰が判断するんでしょうか。
『ここまでは常識で、ここからは常識じゃない』って、誰が決めるんでしょうか。
これって、すごい難しいことだと思います。
だって、絶対に決める人の主観が入ってきてしまうから。
たとえ主観を排除するために多数決を取って決めたとしても、結局は知っている人にとっては"常識"だし、知らない人にとっては"常識じゃない"という事になってしまうでしょう。
常識ってすごく客観的なふりをしている言葉だけど、実はものすごく主観的なんだなぁ、と痛感する今日この頃です。